店名は「問題なし」を意味し、Dolce far niente(ドルチェ・ファル・ニエンテ)の哲学 — ペースを落とし、食事や会話を楽しみ、一日のどんな時間でも自分らしくいられることを表している。

Di Nullaは、母と娘であるターニャ(Tanya)とカーチャ(Katya)によって作られたイタリアンレストラン。

店舗デザインは建築事務所DA Bureauが手がけ、ミラノの街並みからインスピレーションを得ている。内装には木と石のテクスチャー、モザイクの床、ガラス張りのワインセラー・ショーケースが組み合わされている。アーチ状のディテール、ネオンサイン、アートの装飾が、イタリアの都市の路地のような、軽やかで生き生きとした雰囲気を作り出す。

Di Nullaの料理は、クラシックとは一線を画すイタリア料理で、わかりやすくおいしい。シェフのアンドレイ・スミルノフ(Andrey Smirnov)は季節の食材を使い、愛されるイタリア料理をオリジナルの視点で仕上げる。前菜には、レモンチェッロを使ったホタテのクルード、タコのカルパッチョとトマトサルサ。アンティパストには、ストラッチャテッラを添えたアーティチョークのカルパッチョ、カニのシュークリン。ピザは中心が薄く「レオパード柄」の縁が特徴、パスタ・フレスカはGentileのスパゲッティを使ったレモン風味から、カニとトマトソースの自家製パスタまで幅広い。メイン料理には胡椒ソースのアントルコートとポテトパイ、デザートにはクレームプロンビエールと野いちごのラムババが登場する。バーメニューにはオリジナルカクテルと、ミニサイズのドリンクを集めたセットが揃う。